Blenderの日本語・英語UI切り替えアドオンToggleTranslatedUIのメモ
最近またBlenderを使っています。
BlenderはUIを日本語にできるのですが、ひとつ問題が。
スペースキーを押すとその場所に機能検索のウィンドウが出てきます。
UIが英語のままだと検索できるのですが
- 日本語UIだと日本語で検索しても機能が検索できない
- 日本語UIだと英語で検索しても機能が検索できない
という困ったことになるんです。
これをTwitterで呟いたところ、日本語・英語UI切り替えアドオンを教えてもらいました!
それがこちら、ToggleTranslatedUIです。
Macの場合は以下の場所にファイルを置いてください。
/Users/UserName/Library/Application Support/Blender/Blenderのバージョン/scripts/addons
アドオンを有効化してください。
File(ファイル)->User Preference(ユーザ設定)->add-ons(アドオン)
WindowsではPressキーがショートカットキーとして割り当てられています。
しかしMacにはないキーなので、キーの設定を変えましょう。
File->User Preference(ユーザ設定)->input(入力)
スペースキーからの検索でも切り替え可能です。
アドオンをいれたのに切り替えができない場合は、一度言語を日本語に変更してみてください。
デフォルト言語(英語)のままだと切り替えがうまくいかない場合があります。
一度うまくいけばデフォルト言語(英語)にしてもうまくいきました。
機能がある場所やショートカットキーを全部覚えてたら、スペースキーでの機能検索は必要ないかもしれないですね_(:3 」∠)_
でもあると便利なので是非!
ボクセルが使われたMusicVideoが公開された話とかゲームが出た話とか
ボクセルが使われたMVが公開
1/25公開されたMiliさんの「Mirror Mirror」という動画。
全編ボクセルでできています。
ちょっと後半、肉の解体シーンっぽい表現が出てくるので苦手な人は注意。
ボクセルなのでそこまで「うわっ」とはならないとは思いますが、念のため。
このMVのボクセルを担当しているのがExmachinaさんというフランスの方。
ボクセル界隈でこの人の作品を見たことない人はいないんじゃないかってぐらい有名な方です。
Exmachina (@thibaultsimar) | Twitter
Cinema4D(3Dソフト)を使ってボクセルアートの表現の幅を広げていて、とても尊敬している憧れの方です。
前々から尊敬していただけに、今回とても嬉しかったです。
自慢したいぐらいだったのでブログに書きました!
素晴らしいですよ!見て!
ボクセル農場ゲームが出た
前から気になっていたStaxelというゲームがSteamで早期アクセス版として配信されました。
Staxel - A Multiplayer Farming Game For PC
http://store.steampowered.com/app/405710/Staxel/
ボクセルで世界を表現した農場ゲームといったところでしょうか。
マイクラのようにテクスチャが貼られた感じはなく、よりボクセルっぽい見た目です。
私のMacBookAirのVMFusion上のWindows7では動かなかったのですが、MacMiniのほうでBootCamp、Windows10で動きました。
グラボが云々というエラーが出ていたので、それのせいですね。
まだ試していませんがMagicaVoxelで作ったものをimportできるらしいです。まじか。
価格も1,980円とお手頃価格なのでボクセル好きさんは是非プレイしてみてください。
私のボクセルの話
私はどちらかと言うとキャラクターよりも風景や建物のボクセルが好きです。
そのためオススメの方も結構偏っていますが気にしないでください。
ボクセルアーティストというと大げさに聞こえてしまうので、ボクセリストとでも言いましょうか。
ボクセルを作る人には2種類いて「アートとしてやる方」と「他の用途のためにやる方」がいると思います。
アートでやる方はボクセルでどこまで表現できるか、その他の表現方法はないか模索してる感じですね。
他の用途のためにやる方は例えばゲームだったり、アバターだったり、MMDだったりのためにやる方々ですね。
多分根本的に目的が違うので、考え方や理想の到達点も違うと思います。
私はどちらかと言えばアートかなって感じですが、もちろんキャラクターなどを作るのも好きですしゲームに使いたいとも思います。
ただ、一緒くたに「ボクセルアート」「ボクセル」と言ってしまうと色々ズレがあるのではないかと思いました。
最近ずっとモヤモヤしていたのですが、こういう考え方の違いなんだと思えばちょっとスッキリしました。
もちろん、それは違うという意見もあるかもしれませんが、今のところ私はこういう風に根本的な理由が違うから色々異なってくるのだと思っています。
まぁそこまで難しく考えるなと言われればそれまでなのですが、モヤモヤを拭い去るために考えて出た結論でした。
RPG in a Boxでエクスポートしたファイルが開かなかった時のメモ
最近発見したのですがRPG in a Boxというボクセルゲームを簡単に作れるツールがあります。(日本語未対応)
ボクセル版RPGツクールみたいなもんですかね?
まだ早期アクセスの段階ですがかなり期待できそう……!
RPG in a Box | Everything you need to create your own RPG… in a box!
RPG in a Boxで作成されたゲームのデモ版はこちら。
Download | RPG in a Box
デモバージョンを触ってみました。ちなみに早期アクセス版は20ドルです。
基本となる画面はこんな感じ。
色々メニューがありますが、キャラクターの作成やマップの作成も全部このツール内でできます。
デモ版ではMapの作成はできないのでデフォルトをいじる感じですね。
ダイアログやスクリプトもノードベースで作成できるためプログラムを書く必要がほぼありません。
Map↓
ダイアログ↓
全部英語なのでちょっとわからないところもありますが、かなり手軽にゲームが作れます。
で、ここからが本題です。
ゲームを作ったらエクスポートしてMac,Windows,Linuxそれぞれの環境で起動できるゲームが書き出されます。
今回はMy Game.appです。
書き出したあと起動しようとしたら開けませんでした('、3_ヽ)_
一応、ターミナルでopenコマンドを使ってみたのですが以下のエラーがでました。
LSOpenURLsWithRole() failed with error -10810 for the file My Game.app.
調べてみたんですけどよくわからず。とりあえずTwitterでメモ程度に開けなかったことを呟きました。
それを見た公式アカウントの方が解決方法をリプしてくれました!やったー!
ここを参考にして、とのこと。
apple.stackexchange.com
ここではyosemiteのインストーラが起動しないとのことなので以下のようになっています。
$ chmod +x /Applications/Install\ OS\ X\ Yosemite.app/Contents/MacOS/InstallAssistant
RPG in a Boxで書き出したゲームの場合は以下になります。
アプリの中にあるGameLauncherの権限を変更する感じですね。
$ chmod +x My\ Game.app/Contents/MacOS/GameLauncher
そして起動。
ちゃんと起動できました!やったね!
かなり気になるので今後使っていくかもしれません……!:D
DMM.makeでフルカラープラスチックでボクセルモデルをプリントしたメモ
以前ボクセルモデルをプリントした話をしました。
rocinante0o.hatenablog.com
石膏だとあまりにも脆い+色の劣化が早いので、今回はフルカラープラスチックで注文しました。
注文したのはDMM.makeさん。
make.dmm.com
以前の記事でMagicaVoxel→Blenderだと色がおかしくなることは書いたと思います。
MagicaVoxelのデータそのままだとOKなのですが、大きさがとんでもなく小さいので大きさを調整する必要があります。
今回使ったのはMeshlabです。
MeshLab
MagicaVoxel→Meshlabの使い方はhentekoさんの記事がとても参考になりますので、そちらをご覧ください。
medium.com
今回注文したモデルはこちらのデザインです。
大きさは14x16x30です。
注文画面がこちら
- 大きさ:X:21mm Y:24mm Z:45mm
- 体積:7438.5mm3
- 注文日: 2018年01月17日
- 到着日: 2018年01月21日(約4日)
- 値段:4,195円
で、届いたものがこちら!
色も大きさも完璧です……!
ちょっと色が層になってしまっていますが、気になりません。
実物がくるとテンションあがりますね!
プリントを依頼した際、万が一のことがあっては大変だと思いDMM.makeさんい問い合わせをしておきました。
チェックもしていただき、現時点では問題ないという回答があったので安心してプリントをお願いできました。
ありがとうございます!:D
ちなみに今回のモデルはフルカラー石膏だと1,722円だそうです。
多分前回のモデルより密度が低いからかな……?
お金はかかりますが自作チェスとかできそうですね!
また作りたいと思います。
Unityでボクセルモデルの影を埋めるメモ
MagicaVoxel→Blender→Unityは以下の記事を参考にしてください。
MagicaVoxel→Blender→Unityでボクセルモデルを動かす① - 裏鍵.dump
ボーンとかウェイトとかはこちらがわかりやすいです。
日本VTR実験室 初心者のための!作って学ぶBlenderの基礎:④ボーンを設定する-日本VTR実験室-映像会社のスマホアプリ開発部隊
ウェイトはこっちが参考になるかも?
Blender:ウェイトをつける - 伊藤覚留帳
矢印キーでモデルを動かすのはこっち。
第7回目:3Dキャラクターをノンプログラミングで動かす(前編)|Tech Book Zone Manatee
動かすまでの参考記事はたくさんあるので調べてみてください。
で、ここでメモするのはUnityに取り込んだ後、影に隙間ができる問題の解決方法。
こんな感じで隙間ができます↓
隙間ができちゃってますね。
そこを埋めるにはfbxのこれ(名前がよくわからない)を選択します。↓
kinned Mesh Renderer→Cast shadow→Two Siede にします。
埋まったー!と思いきや微妙に埋まってませんでした。
ライトのbiasを0にします。
キレイに埋まりました!
知識が全然たりないので、これで何か問題があれば教えてください_(⌒(_´-ω-`)_
動くようになったよ!やったね!
VOXELCANVASを使ってみた話
webブラウザ上でボクセルモデルを作成できる「VOXELCANVAS」を使ったお話。
簡単なメモみたいなもの。使ってみればわかるから使ってみて!
HOME | VOXELCANVAS
ページにアクセスして最初にGET STARTEDを押すとチュートリアルが流れます。
すべて英語での説明ですが、動画があるのでなんとなくわかるかと思います:D
ただチュートリアル画面のUIと現在のUIは違っているので注意。
画面はこんな感じ。上の方に色々編集するためのものがあります。
デフォルトだとプラットフォーム(黒い四角い枠)が表示されていて、壁のような役割をしているので後ろからボクセルを置くと壁に置かれてしまいます。
アスタリスク(*)みたいなマークのとこのPlatformのチェックを外すと、プラットフォームが表示されなくなり360度どこからでもボクセルを置けるようになります。
プラットフォームあり↓
プラットフォームなし↓
でまぁいろいろ作って完成したら右上のSAVEで保存。
シェアしたい場合はSAVEの右隣にあるSHAREでSHAREするためのURLを生成することができます。
SHAREしたものを呟くと公式アカウント(VOXELCANVAS (@voxelcanvas) | Twitter)が作品を呟いてシェアしてくれます。
あと呟いた作品はサイトのGalleryに公開されるので、そこからViewerへのURLがとれます。(反映まで少し時間がかかるかも?)
今回作ったのはドラゴン娘です。Viewerはこちら(viewer)
作ったモデルはダウンロードからzip形式で落とせます。モデルの形式はobjです。
まだよくわかっていない機能が多いのですが、ブラウザ上でボクセルモデルが作れるのはすごく良いですね。
MagicaVoxelやQubicleを使っている方には少し操作がわかりにくかったりするかもしれません。
UndoやRedoはControl+Z,Control+Yでできますが、他の操作は(多分)ショートカットキーはないと思います。
個人的に思う強みは空中にボクセルを置けることですね。便利。
すみません、壁におけるのを勘違いしていました_(:3 」∠)_
簡単な紹介でしたが是非使ってみてください!
ply形式で読み込んだ時にマテリアルに色をつけるメモ
MagicaVoxelで作ったモデルをply形式で出力。
Blenderに読み込んだ際、テクスチャーは色がついているのにマテリアルは色がない状態になっていました。
で、よくわかっていないのですがマテリアルのオプション、vertex color paintにチェックをいれたらいけました。
今度ちゃんと調べてみます。