atabii

ボクセルとかモデリングとか

俺がボクセルだ!っていう話

この記事はボクセルアドベントカレンダーの22日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/3575

今回もとっちらかっているぞ、いいな?

私とボクセルアートの流れ

まずは私と私が作るボクセルの流れを……。
私がボクセルとを始めたのは2017年3月頃です。
出会ったのはもう少し前なんですが、やり始めたのが2017年の3月頃になります。
ボクセルアートを見たときに衝撃を受けました。そしてなんの根拠もなくこれしかないと思いました。

最初に触ったソフトはみんな大好きMagicaVoxelです。

ephtracy.github.io

一番最初にに作ったのはこちら。

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デフォルトパレットで選んだ色も配色めちゃくちゃだし、面白みもあんまりなくて今見ると「あーっ」って感じですけど当時は天才かと思ってました。
ここから箱庭の良さを知っていろいろ作っていくわけです。
3ヶ月後の6月に作ったのがこれ。色はだいぶよくなりましたね。
これを作った時には全然意識してなかったんですが、学生の頃めちゃくちゃハマった「GROW CUBE」というフラッシュのゲームの影響をかなり受けています。ていうかまんまです。

www.eyezmaze.com


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そしてこちらが2018年3月頃につくったものです。はじめて作ってから1年のものです。
渋谷ピクセルアートのコンテストに出したもの。残念ながら入賞はできませんでしたが、普段は動かさないので良い経験になりました。

pixel-art.jp


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で、3ヶ月たった2018年の6月に作ったのがこちら。
海とマッコウクジラです。
自分としては新しい表現をしてみたもので、海を階層で表しています。
実はこれ家族には不評だったんですが、PAPではこの海のポストカードがまっさきになくなりました。わからないもんですね。

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そこからさらに時間はすぎて2018年12月現在のものです。
盆栽を意識して作ったもので、四季を表しています。

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最初と比べて色使いも良くなってますし、配置も良くなってると思います。
またソフトも数回アップデートされてレンダリングがよくなったり、作れるサイズが大きくなったりしました。ありがとうございます。
作っていく中で配色の勉強や、資料の探し方なども勉強していきました。かなりレベルアップしたんじゃないでしょうか。ね?

ボクセルを広げたくなった

自分の作品も含めてボクセルアートにハマった私はTwitterやpixiv、artstation、Instagramなどで発信してみました。まぁ最初はそんなに反応はなかったですね。
海外だと結構流行っているみたいだったのでなぜ流行っているのか調べてみた時にクロッシーロードを知って、ゲーム開発で使われていることを知りました。
日本でも探してみたところブロッククエスボクセルモンスターを知りました。

hipsterwhale.com

blk-quest.com

tenten.pya.jp

「広げるにはゲームを作れば早いんじゃないか?」と思ったんですが、そんな簡単に作れるはずもなく撃沈しました。
でも何かあるんじゃないかと、個人のゲーム開発者さん達をフォローしまくってボクセルに興味がないか見張ることにしました。そう、見張られていますよ。今でも。
そのうち仲良くなった方もいて、そういう方にロシナンテさんのボクセルアセットがほしい」と言われるようになりました。
「あせっと?なにそれ」って感じで調べたらUnityというゲームエンジン(ゲームを開発するためのソフトみたいなもの)で使える素材だということがわかりました。
つまり素材が欲しいというわけです。

その手があったか……という感想でした。

実際に依頼を募集してみることにしました。もちろん自分でUnityを使いながら、どういったデータが必要なのか調べながらです。
まずはココナラで募集しました。なんと最初はキャラモデル1体500円でやってました。びっくりですね。
ボクセルは比較的新しいジャンルだったので、先人がいなかったんです。
結構依頼はきました。
ココナラでしばらくやっていたのですが、いろいろあって現在は受付停止中です。
今はTwitterInstagramで直接依頼をうける形式にしています。
全く知らない方からも依頼はきます。いろいろなところにボクセルアートを出してるおかげかGoogleですぐ私がひっかかるらしく、その結果依頼してくださった方が多かったです。
でも広げるのは難しく、結局そんなに広がってはいませんでした。

一気に広がったのはVRChatが出てきてからです。
3Dモデルを気軽に作れるボクセルが注目されたわけです。

www.vrchat.net

私が想定していた広がり方とは違いましたが、結果的にかなり広がり認知度もあがりました。
結果オーライなので今は広がってハッピーです。

ボクセルを見せていく話やお金の話はnoteでやってるのでどうぞ。

note.mu

note.mu

今後どうしたいのか

ボクセルは広がりました。でもアートとしては多分広がってないです。
VRChatではゲーム内で使える3Dモデルとしての使われ方で、ボクセルアートとはまた別だと私は考えています。
同じボクセルを使ったものなので大きく考えればひとつなんですが、まぁこだわりみたいなものです。
私としてはボクセルアートを知ってほしいので、今後は依頼も受けつつその報酬でイベントに出たりグッズを作ったりしようかと考えています。
またVRChatを利用して個展を開いたりもする予定です。
現実にもボクセルアートをどうにか持っていけないかも考えています。ナノブロック、プラモブロック、3Dプリント……などなど。
実際の店舗をボクセルで作ってSNSでお店の写真とボクセルの画像を載せて宣伝する、とかも考えています。

まぁとにかくいろいろ考えています。

「ボクセルアートを広げるには私しかいないだろ」という気持ちなので頑張れそうです。
気持ちはいつも「俺がボクセルだ!」です。それぐらいじゃないと心折れそうです。
日本の中でもボクセルアートを発信しているほうだと思います。作るだけでは終われないんです。
海外の方とも多少は交流や依頼があったりして、結構将来性感じています。私に。
もちろん人口が増えたら私が埋もれてしまうかもしれない気持ちもあり、たまに闇落ちもしますが広げたいという気持ちはずっと変わっていません。

今後も発信していきますし、ボクセルアートを作ります。
応援よろしくおねがいします。

終わりです。