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ボクセルとかモデリングとか

病気の話

眠れないのでブログを更新してみます。

私の病気線維筋痛症話です。特に重くもないので気軽に読んで頂ければと思います。
私の経過というか病気がわかってから良くなるまでをただ書いているだけなので、すごく読みにくいかもしれません。申し訳ない!
長いので続きを読むの状態にしておきます。



私は子供時代は体力がなく、よく腕や足が痛くなる子供でした。運動能力に問題はなかったのですが、運動をすると痛くなるのです。
成長痛かと思いきや物心付いた頃からずっとありまして、検査をしてもわかりませんでした。
怠け者扱いされたり、すぐに痛いと言う軟弱者と言われたりもしてきました。
痛みはずっと続いて中学、高校、大学とひどくなる一方で友達と一緒に行動していてもついていけないことが増えていきました。
買い物も行かなければ長く遊ぶこともなく、読書をしたりゲームをしたりしつつ別世界で生きる自分を想像するのが好きでした。
それでもなんとか社会に適合しつつ、大学までいったのですけど大学4年の卒論を書いている途中に1度体調を崩しました。
まずは足がむずむずして眠れなくなりました。痛みも相変わらずありました。
ネットで調べたところむずむず脚症候群というものがありした。
眠れない上に卒論で精神削られていたので、すぐに専門の病院を調べて診察を受けました。
そしたらやっぱりむずむず脚症候群ということで、薬を処方されてどうにか落ち着きました。

しかしまた悩まされることになります。
今度はもう体中が痛くて動けないのです。寝返りも痛い、服がすれても痛い、そしてずっと手足、背中に鈍痛。
この痛みには覚えがありまして、小さい頃から付き合っている腕や足の痛みが強くなった感じでした。
で、まぁまたまたネットで調べてみたら線維筋痛症という病気に行き当たったわけです。一応言っておきますがネットで調べて決めつけるのではなく、きちんと受診してください。間違っている場合も多々あります。
線維筋痛症に関しては検索してみてください。
簡単にいえば、原因は不明で体中に四六時中痛みがある状態になる、ということです。
最近はレディ・ガガがこの病気ということで活動を休止しましたね。

むずむず脚症候群で通っていた病院で診ていただいたのですが、ちょっと手に負えないということで線維筋痛症を専門的に診てくれる病院に紹介状を書いていただきました。
本当に痛くてまた眠れなくなりました。それでも卒論の提出日は迫ってきます。
私は理系の学部で、卒研もあったのですが幸いそれは終わっていました。
あとは書くだけだったんですが、書きたくてもPCに向かうことができない日が多く、体調が良い日をみつけてベッドの上で書くという生活でした。
で、まぁ治療はしていたんですがまた手に負えないということで今度は大学病院にいきました。
そこで薬を処方してもらいどうにか落ち着き、無事卒論は終わりました。
ですが恥ずかしながら単位が不足していて留年し、卒業したのは半年後でした。9月卒業になりました。
就職するつもりはなく進学するつもりだったので、院試の勉強はしていました。
2月か3月にあった院試に無事合格してめでたく大学院生になりました。
しかしです、また病気が再発というか戻ってきてしまいました。
今度は薬も気かずほぼ寝たきり。泣く泣く大学院も1ヶ月で辞め、一人暮らしをしていた家を引き払い実家に戻りました。
それからはずっと家に居ました。4年か5年ほど、つい最近まで苦しんでいました。
良くなったり悪くなったりで安定せず、仕事どころではなく精神も削られ結構ギリギリの状態で生きていました。
ベッドの中でできるのはスマホタブレットでの読書やTwitter、ネットだけです。
また小さい頃の癖が出てきて、空想の世界に生きていた時期もありました。
薬も多いときで1日、朝昼晩で18錠近くのんでいたこともあります。
体を温めたり、無理のない程度にストレッチをしたり、窓から外を眺めたりで4年から5年が過ぎました。
途中で色々ありまして、福岡と沖縄を月1で行ったり来たりしていた時期もあります。結構無理やりでしたが。
徐々によくなり今は創作活動や外に出ることができます。
ただ本格的に仕事をするというのはやっぱり難しいです。そしてまたいつ体調が悪くなるか心配な面もあります。

そして昨日のことなのですが、大学病院で症状が安定しているので薬はやめて何かあったときだけ来るように言われました。
めでたく病院卒業です。

長かった。痛みとの付き合いは20年を越えていて、常に自分が人より劣っている、すぐに痛いというということを思っていました。
痛みがないというのはこんなにも素晴らしいものかと今思っています。
まぁたまに痛みはでるのですが弱いですし、続くものでもないので元気です。

こんな感じで私は病気と付き合ってきました。
たまたま良くなったのですが、良くならないまま絶望してしまい自殺をする方もいるそうです。気持ちはよくわかります。痛みから逃げたい気持ちはよくわかります。
だから頑張れとか、きっと良くなるとかは言えません。

ただ昨日病院を卒業できたので、書いてみた次第です。
これからできなかったことをしていきたいと思います。
ボクセルのほうで色んな方に声をかけていただいたりしているので今は色々楽しいです。
これが続くように頑張ります。